『時間の分子生物学』 粂和彦

●多少の睡眠不足のときも、朝、すっきり目が覚めて、元気に活動できるのも概日周期の作用。そのしくみをうまく利用すれば、快適な毎日が送れるはず。

●加齢とともに早起きになるのは、概日周期が短くなるからではなく、睡眠の質が大きく変わるから。人間の場合、年を取るとともに深い睡眠が減少し、明け方は特に浅い睡眠ばかりになるため、朝は早く目が覚める。

●午睡(昼寝)を上手にとることで、午後の仕事の効率を上げて気持ちよく働くことができる。大切なのは気持ちいいからといって長時間眠らないことで、15分から長くても30分までが良い。
→それ以上眠ってしまうと、睡眠段階が深くなりすぎて、起きた後完全に覚醒して作業効率が元通りになるまでに時間がかかってしまう。

●午睡からすっきり目覚めるために、午睡をする前にコーヒーなどを飲んだほうがよい。
→目を覚ましてから飲むと、吸収されて効果が出るまでに時間がかかる。昼寝をする直前に飲めばちょうど効いてきたころに目が覚める。

●眠気は夜強く日中弱いという当たり前の結果に加えて、日中、特に午後2時頃に大きなピークがあること、また、夕方から早い夜にかけて非常に眠気の弱い時間帯がある。

●光を使って時計を進めることができるのは、1日のうちの朝、早い時間だけ。朝早く起きて、その時間に光を浴びる必要がある。
→どんなに夜早く眠っても、生物時計は遅れることがなくなるだけで進まない。「早起き早寝」が正しい。

●関連書籍
時間を哲学する―過去はどこへ行ったのか (講談社現代新書)
→人間の時間の感じ方について

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