2005年7月アーカイブ

2005リーグ第15節 大宮(640x480,147Kb)

奴らに物申さずには入られなくなり、終了後の挨拶を待つ
ゴール裏の階段を一人降りていく。

バックスタンドでの挨拶を終え、北側へと向かってくる奴らに
擦れた声でさんざんなブーイングを浴びせ、こう叫んだ。
「お前等この試合の意味がわかってんのか!!!」

周りの連中が白い目で俺を見ていたのは十分わかったが、
そんなことは関係ない。だいたい、ダービーにあんな舐めた姿勢で臨み、
負けるべくして負けた奴らを、拍手で迎えている連中のことなど
一生理解することはできない。


「7点取ったが満足できる内容ではなかった」

前節、3点取った時点でビールを痛飲して心底酔っぱらった俺は
試合後の長谷部のコメントを読み、二十歳そこそこの若造に対して
頭の下がる思いがした。

そして大勝の後に崩れる悪い癖も、もう過去のものになるだろうと思った。

それが蓋を開けてみたら、なんだ。
初っ端からまったく走れず、パスミスのオンパレード。
ボールウォッチャーになり、ボールが回ってくれば
とりあえず長谷部に預けとけばなんとかしてくれんだろっていう
消極的な姿勢。

相手が長谷部を狙って執拗なタックルを仕掛けてきても
ノーアイディアで、結局はまた長谷部、長谷部。

いいかげんにしろ!


あんな腐ったオレンジの連中なんか、
最初からぶっ潰すつもりでやってりゃ負けるわけねーだろ。
こっちにしてみりゃ、ダービーの勝ち負けは一生の事件だってのにさ。

客観的に見たってリーグ優勝するには余計な取りこぼしは許されない。
「6連勝」は口だけだったのか?

メンタルの問題。
これだけはいつまでたっても駄目だな。
何か手を打ってくれよ、社長。

畜生。
あいつらにくれてやるのは、あのペトロに恥をかかせちまった
あの試合だけで十分だったんだよ、バカヤロー。

前半終わって1点ビハインド。
攻めながらもリズムは単調、シュートは枠に飛ばず。
ほとんど唯一といっていい相手チャンスに失点。
まさしく奴らのゲームプラン。

この連戦でトップとの差が開けば、今年は本当にオシマイ。
それがこんな相手に、何と無様なことか!

そういう俺自身も腑抜けていた。
まるでカップ戦の消化試合やら親善試合を見ているかのように。

こんなことじゃ駄目だ!
残り45分、とにかく全力でやってやる、そう自分に喝を入れる。


そして後半。
ハーフタイムにギドに雷を落とされたらしいが、
選手たちも不甲斐ない自分自身に喝を入れたのだろう。

トップ下で全然ポジションチェンジを演出できない暢久が
自棄気味に放ったミドルが入ったのはラッキーとしか言えないだろうが、
そこから逆転弾に至る展開には昨年の勢いが感じられた。

本当に勝ててよかった。
それに久々に本腰を入れた応援は気持ちがよかった。
自分の中に、何か清々しさが感じられたのだ。


2005リーグ第13節 新潟(640x480,154Kb)

今になって今年の序盤戦を振り返ると、
昨年の2nd優勝のせいで傲慢になっていたんだろうと思う。

つまらないミスを取り上げては「こんなんでリーグ制覇なんかできねえ」と
文句ばかり言っていた。そんな自分が嫌になって
試合を見る目も少しずつ冷めたものになっていた気がする。

もう1度純粋に勝利を追いかけ、目の前の勝ちに拘って声を出したい。
1つも落とせない状況になってようやく我に帰ることができた。

これまで数々のドラマを産んできた埼スタの雨が
そういうふうに仕向けてくれたのかもしれない。

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