あの99年以来で観客2万人オーバーとなったこのゲーム。
いつもに比べて階段の上のほうや通路に人が集まっていたところを見ると、この日出場予定だった某選手を目当てにチケットを買った人がやはり多かったのか。そんな駒場に慣れていない人たちは、今日のレッズをどのように感じただろうか。
駒場で「逃げ切る」ゲーム展開。久々にしんどかった。駒場に慣れている人たちはそう感じたのではないか。
どうも選手達はみな去年までのサッカーをすっかり忘れてしまったらしい。ボールをしっかりつなぐことをせず、ボールを取ったらすぐに速攻という場面が目立った。単調な攻めが相手の守備のリズムを整えてしまい、こちらのボールの出所、受け所をしっかりと押さえられてしまった。
原因はボランチにあると思う。依然として疲れの色が濃いように感じられる啓太は、3ボランチとはいえ実際は1ボランチのポジションで守備に追われている。自陣で相手ボールを奪って攻撃へという場面で、ボールを引き出して各所に捌くことができない。仕方なく自陣深い位置で狭いサイドに基点を作ることになり、結局はフォワードめがけてのロングキックを試みるしかない状況に追い込まれる。自陣からの攻撃はほとんどがこの繰り返しだったように思う。
ボランチを中心に相手の陣形が崩れるまで後ろでボールをしっかり回す。これができていないから、去年さんざん相手を嵌めた達也のドリブルシュートが今年ほとんど見られない。前を向いた有利な状況でボールを受けることができないからだ。速攻が伝統のチームにオフトが2年かけて叩き込んだパス回し。チキン呼ばわりしたこともあったが、オフトが残してくれた財産を何も全て捨て去る必要はない。速攻と遅攻をうまく取り混ぜた上で、相手がどんなやり方でも「いつもこっちが攻めている」。これが俺たちが目指すべき攻撃フットボールだろう。
去年のカップ戦準決勝2戦目、決勝、あるいは2ndの讀賣戦。それと今年の横浜での試合。この2つのやり方を融合するという感じなのか、うまく使い分けるという感じなのか。とにかくそんな具合のフットボールって存在し得ないのだろうか・・・。詳しい方々、どうなんでしょうかその辺。単なる欲張りですか?
まずは啓太に1ヶ月ぐらいのバカンスを与えるべきじゃないのかな。最初の2試合であれだけのパフォーマンスでアピールしながらスタメン落ちしている酒井だって、あくまで控えとしての加入だからと納得するわけじゃないだろうし。
相手にアウェーゲームでうまくやられた、そんなゲームだったが取った勝ち点は3。きっちり結果を残してくれたのは、誰がどうみても一番頑張っている長谷部だった。流れの中からは駄目だったが、コーナーキックからゴール右隅に、俺たちめがけて叩き込んでくれたシュートで1週間遅れの歓喜を味わうことができた。
2万入ったはずなのに何故か密度の低かった階段。いつもなら適度な仲間の『ぐしゃぐしゃ』も、この日ばかりは人の雪崩となって押し寄せた。仕方なく自ら踏ん張った右足首にカチカチのブーツがヒットして本当に痺れたゴールだったわけだが、頑張っているヤツが決めてくれて、こんなにうれしいことはない。ここまでやってくれるようになると、勝敗に対する責任も増して、つらい状況になることがあるかもしれない。だが、どこまでも成長し続けてほしい俺たちの宝だ。
ああ、岡野の切り返しての見事なシュート。あれが入っていればなあ。止めたのはいつも浦和との試合で当たりまくりの掛川。もう少し空気を読みやがれ。
それとレフリーども。どいつもこいつもいい加減にせえよ。いくらなんでも開始1分で、あんなプレーでPK取ってもらってもうれしくないわ。展開の速さについていけていない証拠だろ。どうなんだ?頼むから俺たちにフットボールを楽しませてくれ。




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