今までの苦労は、すべてあの涙で洗い流せた気がする。
いよいよ王道の入り口に立った我々には、
これまで以上の苦難、抵抗が待ち受けるであろう。
しかし我々は愛するチームを信じ、
タイトルホルダーとして王道を突き進むのみだ。
と、まあいつもどおり偉そうに書いてはみたものの、
あまりにも簡単に勝ってしまったせいなのか、
どうも物足りなさを感じて仕方ない。
号泣した後というのは実にすっきりした気分で、
達成感すら消し飛んでしまったようなのだ。
そしてリーグ戦を制してこそ『チャンピオン』なのだと
心の隅っこで呟く自分がいるのである。
何やかやと騒動が起こっているが、今はそんなことどうでもいい。
これから長く語り継がれていくチームの歴史において、
本当にちっぽけな出来事にすぎない。
翻ってタイトルという結果はチーム史に燦然と輝き、
我々の人生、文化の精神的基盤、礎となるはずだ。
俺はこれからも、俺たちのサッカーを、俺たちのスタジアムを
追究するためにチームを追いかけ、タイトルを狙う。
目の前のビックチャンスに集中しよう。
まずは讀賣を蹴散らし、苦手の東海ツアーに出陣だ。


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