2003年11月アーカイブ

闘いは終わっちゃいねぇとプライドオブウラワで始まったリーグ最終戦。
だが選手たちの目覚めは遅く、どうしようもない2失点。

これで完全に自分自身開き直った。
雨も強いし、今日はひたむきに叫び続ける応援はいいや。
優勝の可能性もなくなったし、ラストだし、楽しくやんなきゃな・・・。

そこからは生ビール片手に、好きな時に歌い、好きなように檄を飛ばした。

ここのところの数試合は、声出しに神経を研ぎ澄まし、
コールの途切れたときには思いを込めて寡黙にボールの行方を追っていた。
リズムの悪いときでもぐっと堪えて次のチャンスを待った。
まさしくタイトルを賭けて参戦していた。

そんな試合が続いて、選手やスタッフだけでなく、
俺自身もプレッシャーを受けていたんだなあと思う。

そこ、いけや!オラッ縦に入れろ!
削れ、削れ!!フリーだ、突っかけて行けよ!!

軽い酔いも手伝って、沸々と湧き上がってくる感情をそのまま出してったら、
溜まっていたもやもやが次第に吐き出され、クリアーになっていった。

そんな自分の中の変化に呼応するかのように、
チームのリズムも上がっていった。

ワンプレーごとに強くなる雨の中、永井が反撃の狼煙となる一発を蹴りこむ。
そしてロスタイム。永井からのクロスをエメがダイビングヘッドで同点。

お得意の帳尻合わせといっちゃそれまで。
だがそれでも、もう気が狂ったように嬉しくて、
ずぶ濡れだったけど仲間みんなと喜びあった。

リーグ2nd 鹿島(640x480,151Kb)

それが奴らをリーグタイトルの座から引き摺り下ろしたゴールだったことは
ゲームが終わってしばらくしてから知ったことだった。

またも奴らを屈辱にまみれさせてやったのは、それはそれで気分がいいが、
そんなテレビのためかのようなドラマがあろうがなかろうが関係ない。

このどしゃぶりの雨の中、みんなで喜び合って終われたこと、
そして今シーズン得られた充実感は何事にも変えられぬ幸せだった。

監督も決まらず、補強の動きもまったく見えてこない現状では、
来年も序盤は苦労するだろうと予測はつくが、
この2年で積み上げた土台が崩れないように俺らもしっかり支えていきたい。

さて、再来週からはもう1つの大きなカップを獲りにいきますか。

4点目をサイドネットに突き刺さされた瞬間、
不覚にも涙が出てしまい、フードを被ってへたりこんだ。

ゲームオーバーの笛が鳴っても、
プライドオブウラワの叫びは悲しく続けられた。

負けて泣いたのはあの日以来だ。

だが、あの日とはまったく意味は異なる。
今の俺たちには未来がある。

タイトルを獲るには経験が必要なことは身体知として刻まれている。
来シーズンこそ、俺たちがリーグチャンピオンとなるはずだ。

リーグ2nd @名古屋(640x480,148Kb)

さあ、ラスト1試合。
この2年間で積み上げた「退屈と狂喜が背中合わせ」のフットボールを
存分に楽しもうじゃないですか。

ガッ。
帰り際、怒りに任せて灰皿を蹴り上げた音が空しく響き、
そんなふうに物にあたってしまう自分の情けなさに深く沈んだ。

坪井があんなミスが犯してしまったことはショックだった。
11対9の数的優位に立ちながら、まるで威圧感のない淡白な攻撃には辟易した。

首位から陥落し、自力優勝はなくなった。残り2連勝でも相手次第。
ここで勝ち点3を挙げていれば・・・と死ぬまで後悔するのかもしれない。

リーグ2nd @清水(640x480,145Kb)

スタジアムを後にして駐車場まで歩いた。
「もう二度とこんなとこ来るか」
「来年も日本平だったら火を放ってエコパに変更」
「陸上やってたときから静岡はうっとおしかったんだ」
くだらないことを言って運転する気力を搾り出す自分が痛かった。

遠出アウェー、今年の成績。
勝ち:仙台、大分
分け:京都
負け:鹿島、清水、磐田、万博、長居、神戸

結局全然ダメじゃねぇか。せめて瑞穂だけでも勝ってくれ。
そして優勝を賭けたホーム最終戦を闘わせてくれ。

内容としては讀賣のほうがよかったかもしれない。
うちの仕掛けがほとんど1対1がなのに対して、
奴らには2対1で崩されるシーンが多く
特に左サイドではヤキモキさせられた。

実際後半開始からまったくボールを回すことができない状態が続き
失点をくらった時にはみんなの声がいよいよ怒号に変わろうかという
ところまでいった。

が、山瀬のビックトラップが決まると
同じ角度から達也も流し込んで勝負あり。
さらに毎回ひっそりとトライしてきた平川のシュートが
初めてゴールネットを揺らした。

リーグ2nd 讀賣1(640x480,139Kb)

コンディションの調整不足かピリッとしなかったが、結果は大勝。
タイトルという明確な成果を上げた彼らのプレーに満ち溢れる自信が
今日の勝利につながったのは間違いない。

浮ついた軽いプレーというのが本当に影を潜めたように思う。
達也だけじゃない、内舘や平川、長谷部のプレーに芯を感じる。
内舘はボールが集まるポジションだけに常にミスとの戦いをしてきた。
平川は去年からの怪我と付き合いながら自身のやり方を模索してきた。
長谷部は1試合ごとに鍛えられ、フィジカルの弱さを克服してきた。
本当に頼もしくなったものだ。

これなら残りもいけるんじゃないかという気にさせてもらったよ。

リーグ2nd 讀賣2(640x480,140Kb)

だが、こんなチーム全体のムードに1人取り残されてしまったのが永井だ。
今日も交代で入ったとはいえ、結局ゴールには至らなかった。
せっかくこんなにも楽しくシーズンの終盤を戦っているのに
奴だけが俯いている。

今日もあの天を仰ぎ顔を覆う姿に容赦ない叱咤の声が飛んでいた。
そして何とか1本取らせてやろうというムードはすごかった。
1人の選手に対してあんな雰囲気が出るのも珍しいと思う。

永井のすごさは知っている。そして着けている番号は9番だ。
だからこそみんな厳しくも諦めずに応援しているのだ。

東海での2試合、神様はいない。
絶対に点取らせてやるから自分と仲間を信じて頑張れ。
カモーーーン!雄一郎!!

カップ戦決勝1 鹿島(640x480, 144Kb)
2003/11/03 [ 1 ] スタメン

カップ戦決勝2 鹿島(640x480, 139Kb)
2003/11/03 [ 2 ] 静寂

カップ戦決勝3 鹿島(640x480, 149Kb)
2003/11/03 [ 3 ] レッズカラー

カップ戦決勝4 鹿島(640x480, 142Kb)
2003/11/03 [ 4 ] 怒涛

カップ戦決勝5 鹿島(640x480, 135Kb)
2003/11/03 [ 5 ] 初タイトル

カップ戦決勝6 鹿島(640x480, 135Kb)
2003/11/03 [ 6 ] 戴冠

カップ戦決勝7 鹿島(640x480, 152Kb)
2003/11/03 [ 7 ] No.1

カップ戦決勝8 鹿島(640x480, 144Kb)
2003/11/03 [ 8 ] !!!

カップ戦決勝9 鹿島(640x480, 140Kb)
2003/11/03 [ 9 ] 王者

カップ戦決勝10 鹿島(640x480, 150Kb)
2003/11/03 [ 10 ] 万歳

決勝までの道のりを写真でどうぞ。


2003/03/08 予選1 @磐田 L0:2 欠場

カップ予選2 讀賣(640x480, 139Kb)
2003/03/15 予選2 讀賣 L0:1 4ヶ月振りの駒場

カップ予選3 @神戸(640x480, 152Kb)
2003/04/09 予選3 @神戸 W2:1 欠場
(写真は西方からの便りにて)

カップ予選4 磐田(640x480, 144Kb)
2003/04/23 予選4 磐田 D0:0 2軍相手の守備練習

カップ予選5 @讀賣(640x480, 141Kb)
2003/07/02 予選5 @讀賣 D1:1 10人相手に逃げ切れず

カップ予選6 神戸(640x480, 146Kb)
2003/07/16 予選6 神戸 W1:0 リーグ戦の復讐を誓う

カップ戦準々決勝1st 東京(640x480, 140Kb)
2003/0813 準々決勝1 東京 D2:2 千島値千金の初ゴール

カップ戦準々決勝2nd @東京(640x480, 149Kb)
2003/08/27 準々決勝2 @東京 W2:0 一緒に闘うとはまさにこのこと

カップ戦準決勝1st @清水(640x480,152Kb)
2003/10/01 準決勝1 @清水 L0:1 駒場で1点ビハインド?上等。


2003/10/08 準決勝2 清水 W6:1 ディス・イズ・駒場。
(残念ながらデジカメ電池充電し忘れ)

カップ戦決勝 鹿島(640x480,152Kb)
2003/11/03 決勝 鹿島 今年こそ角をへし折ってやる

決勝の記録

今までの苦労は、すべてあの涙で洗い流せた気がする。

いよいよ王道の入り口に立った我々には、
これまで以上の苦難、抵抗が待ち受けるであろう。

しかし我々は愛するチームを信じ、
タイトルホルダーとして王道を突き進むのみだ。

リーグカップ決勝 鹿島(640x480,152Kb)

と、まあいつもどおり偉そうに書いてはみたものの、
あまりにも簡単に勝ってしまったせいなのか、
どうも物足りなさを感じて仕方ない。

号泣した後というのは実にすっきりした気分で、
達成感すら消し飛んでしまったようなのだ。

そしてリーグ戦を制してこそ『チャンピオン』なのだと
心の隅っこで呟く自分がいるのである。

何やかやと騒動が起こっているが、今はそんなことどうでもいい。
これから長く語り継がれていくチームの歴史において、
本当にちっぽけな出来事にすぎない。

翻ってタイトルという結果はチーム史に燦然と輝き、
我々の人生、文化の精神的基盤、礎となるはずだ。

俺はこれからも、俺たちのサッカーを、俺たちのスタジアムを
追究するためにチームを追いかけ、タイトルを狙う。

目の前のビックチャンスに集中しよう。
まずは讀賣を蹴散らし、苦手の東海ツアーに出陣だ。

井原の背中に当たって吸い込まれてしまったボール。
決勝の試合内容で覚えているのは本当にそのシーンのみだ。

リーグカップではあるが、俺たちは初めてポジティブな経験を
積むことができた。

だが、いくら頑張っても結果が伴わなければ
俺たちのプライドは満たされないことも知った。

2002年リーグカップ。これこそ2003年への布石であった。


2002/04/27 予選1 @名古屋 W2:0 欠場

カップ予選2 鹿島
2002/04/30 予選2 鹿島 W3:2 終了間際、井原のヘッド炸裂


2002/05/03 予選3 @広島 D0:0 欠場

カップ予選4 広島
2002/05/06 予選4 広島 W3:1 ブラジルトリオで猛ラッシュ


2002/05/09 予選5 @鹿島 W3:2 欠場


2002/05/12 予選6 名古屋 L1:5 消化試合

リーグカップ準々決勝柏戦 (640x480, 146Kb)
2002/0904 準々決勝 柏 W1:0 ビバ!エメルソン

リーグカップ準決勝大阪戦 (640x480, 150Kb)
2002/10/02 準決勝 @G大阪 W3:2 涙の抱擁

リーグ杯決戦 (640x480, 157Kb)
2002/11/04 決勝 鹿島 L0:1 お祭り体験。

去年の今頃は、すでに相当テンパっていたと思う。
今年は『いつもどおり』階段でやろうと決めて並びもやめたし、
平穏な週末を過ごしてます。

前日の夜はもう無意味に動向を伺ってネット上を彷徨うのも控えようと思う。
というわけで、去年を振り返りつつ、今年の軌跡を追う企画ページを作成。

写真で振り返るリーグカップ 2002 2003
(他所様のパクリ)


去年の思い出。

当日始発の総武線が赤一色。
列の先頭から最後尾まで歩いたら東京体育館2周目。

なんとかゴール裏最上段通路に場所確保。
旗の波。

そういえば国旗掲揚ポールに掲げたLフラッグをシミスポに没収された。
貴重な旧デザインなのに、返してほしいわ。

始まってみたら目の前はお地蔵様の群れ。
あまりの静けさを危惧して拡声器保持者に煽るように請願。

井原の背中に当たって吸い込まれたボール。
焦燥の中で繰り広げられるFW室井へのパワープレー。

肩を落として表彰から降りてくる大将。

今年の思い出は、楽しいゲーム、階段仲間との歓喜。
そして涙・・・かな。頑張ります。

ちなみに今年はリーグカップに優勝しても
アジアへの挑戦権は得られないとのことです。
「JOY TO THE WORLD」 はチャンピオンシップまでお預け。

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