前半、造作もなくカウンターから2点。
だが得点シーン以外は石井俊也を基点にボールを回される。
これで飲んだら1本返されるんだろうなと思いつつも、
旅の勢いでビールタイムに突入。
したら後半開始早々、本当に取られてしまった。
ボールポゼッションを標榜するチームが、
なぜ、あの時間帯にボールキープしない。やっぱりできないの?
ホームで2点取られ、しかも降格レースを突っ走る相手だということを
きちんと頭に叩き込んでおけば、後半開始15分はキチンとボールを回して
相手の勢いを殺しておくべきだろうよ。
せっかく買った生ビールに酔えず、あせる俺。
ここで同点にされてしまったらという後ろめたさが
ヒタヒタと首筋あたりに上り詰めてくる。
とにかく勝負所。プライドオブ浦和を叫ぶ、叫ぶ。
去年の大将Vゴールを脳裏に浮かべながら。必死に、周囲を煽るように。
そんな俺を救ってくれたのは今日も達也だった。
きわどい角度からの豪快な弾丸ショットがゴールネットに突き刺さった。
ああ、達也。
今、日本人で一番思い切りよくシュートが打てるフォワードだろう。
堰を切ったかのように酔いが回り始めた俺は闇雲に叫ぶ。
「お前こそ日本代表!」
そうかと思えば間髪入れずに永井が中央突破でPK&レッドカード奪取。
冷静に流し込み「俺を忘れるな」とゴール裏を指差す永井。
これで奴らの息の根を止めた。
前半飛ばしすぎた奴らの足がピタリと止まり、
あとは右から左へ、また右へと大きく振り回しての駄目押し2発。
遠く離れた対岸の衆がへたり込んでいるのがはっきりと分かる。
いい加減不憫に思えてきたし、こんなときこそと
デジカメのシャッターを切りまくってゲームオーバー。
久しぶりに酔えたゲームだった。ただし結果にだけ、だけれども。
相手があれだけ真正面から向かってきてくれれば、
当たり前といえば当たり前の結果。
これだけのものを見せられると、んじゃあ4-3-3で行こうじゃないか
なんていう欲の芽が出てきたりもするが、今日の結果だけで云々言うのは
控えておこうか。
ただし前節の文句に対して結果だけは見事に出してくれた。
エメもいなかったわけだし、それは選手を称えたい。
1日のカップ戦準決勝も予期せぬスケジュール変更で参戦可能となったし、
次も結果を求めていこうではないか。
ビールタイムなどありえない重要な勝負だしな。
それにしても、仙台。
いつぞやの俺たちとまったく同じような姿に・・・。
ここでの大量失点がきっと最後に響いてくるんだろうなあ。
せっかく仙台日帰り遠征の行程をこの2年でキッチリ確立したってのによ。
6本も放り込んでおいてなんだが、もうしばらくの間は
利久の牛タンを味わうことはできんな。あの惨状ではな。
まあ、しゃーない。
俺らは別の次元で勝負させてもらいますわ。じゃあな、仙台。







