2002年9月アーカイブ

第6節清水戦 (640x480, 147Kb)

どこもかしこもAHNってよ。なんだよ。
内舘と暢久に完封されてんだろ。

ブーイング聞いただろ?
REDSといったら俺らのことなんだよ。

なんせ、うちはまだどこにも負けてねぇんだぞ。

たしかにやってるサッカーは面白くねえ「負けない」サッカーだけどよ。
だけどこの連勝で選手にも、俺らにも自信がついてきて、すこーしずつ見所も出てきてる。

エメが周りを使い始めた。コンビネーションで崩そうとしている。
サイドチェンジを多用して両サイドの仕掛けに可能性が出てきた。
永井が貪欲にゴールを狙う。怪我から帰ってきたトゥットが勢いを与える。

埼スタもずいぶんホームらしくなってきて、もう楽しくてしょうがねえ。

それでも、俺らの成長はまだまだこれから。
今まで散々な扱いをしてくれた連中よ、しっかり見とけよ!

第5節札幌戦 (640x480, 150Kb)

前節、柏戦の日に吹き出した熱も医者からもらった薬で鎮まり、なんとかドーム遠征にこぎつけた。

いつもの常備品であるミネラルウォーターのペット2本をボディチェックで略奪された。病み上がりの体にはきつい仕打ちである。過去の経緯もあるんだろうが・・・。

しかしアウェーを感じたのはこれだけだった。完全な肩透かしをくらった。

今週の柏と、札幌。残留争いの中心にいる2チームとの対戦は1つの山場、と意気込んだうちらであったが、相手ゴール裏からは当事者としての厳しさがあまり感じられない。

それもあのドームの雰囲気のなせる技だろうか。
薄暗い屋内の野球場。メイン、バックの両スタンドのあまりの空席。

・・・・・

あの年はキリキリしてたよなあ。毎試合罵声が飛び交ってた。
本気で潰してやろうと相手選手にブーイングしまくって、
結果が出せない選手に怒号を浴びせて。

ここにはプライドを賭けた、あの危機感がない。
あったとしてもドームという空間では霧散しちまってる。

俺らが埼スタで苦労してるのと同じか。

・・・・・

パワープレーで1点返された後も、たいして心配にはならなかった。
水分補給には若干苦労したが、何が何でもという圧迫に押しつぶされることはなく、リードしたままタイムアップを迎えた。

かつて勝つことに執念を燃やした天敵。
その面影がなくなってしまったことに一抹の寂しさを感じながら、
蛍の光のハミングにあわせて手を振る。

こんな仕打ちを受けても笑っていられる道民で溢れる帰り道、
浦和のフットボール文化を誇りに思った。

今度、北の味覚に舌鼓を打てるのはいつだろうか?
あばよサッポロ。

第4節柏戦 (640x480, 149Kb)

予定を15分遅れて始まった会議が終わったのが午後7時10分。
前日の気だるさから明らかな風邪となった体に鞭打って、駒場に到着したのは後半開始直後。どうなの?と聞くと、ミスから失点してやり返しもせずの「ダメダメ」。

磐田での勝利を無駄にしてなるものかと、喉の痛みで声は出せないが、熱による筋肉の痛みをこらえて手を叩く。

前半を見ていない自分にとっては、そんなに悪かったのか?と信じられないほどのパスワークを展開。特に秀逸なのは左サイドの平川→エメ。またそこから啓太を経由してヤマへとつなぐサイドチェンジ。この形は明確な1つの形となってきた。

よくわからない面子の柏を散々振り回した挙句、空いたスペースに飛び込んだのは内舘だった。オフトの細っちいユーティリティプレーヤーがとうとう点まで取るようになった。

その後も同様に攻勢をかけるも、真の決定機は作れずに120分が終了。
誰もが心配していた大勝負の後のコケッぷりは結果として見られなかった。

残留争いに喘ぐ相手から勝ち点を2も取りそこなったのはもったいなかったが、体調を崩して後押しできなかった自分には、毒づく体力、気力もゼロ。

これでアウェーの札幌戦がますます重要になった。

すっかり秋となった駒場の冷え込みのせいか、熱の悪寒で歩くのもつらい。
ともかく札幌へ行かねば・・・。帰り道、嫌いな病院へ行くことを決意した。

第3節磐田戦 (640x480, 152Kb)

永井が目の前に駆け寄ってきて、ひざまずいた。大きく見開いた眼差しが俺らの記憶に刻み込まれていく。

押し寄せる波のように打ち込まれ、アルゼンチン仕込みの野性に圧倒された。もはや無失点ドロー以外に道はない、だが、いつまで持ちこたえられるか。

そんな弱気の虫を突風のように吹き払った永井のゴール。そしてその直後にも達也がヘッドで俺らの目の前に突き刺した。

2-0?

俄かには信じられないスコアが掲げられる。連続得点後のいい流れはすぐに止められ、逆にPKを取られるも、山岸が足に当てて事なきを得る。我に帰ると残り時間は30分。こうなったらやるしかねぇ。

これぞまさしく「大脱走」。

相変わらずの徹底的なマンマーク。
ブーイング、ブーイング、ブーイング、ブーイング、ブーイング。

何かの拍子に足を痛めた永井に変えて、千島を投入。リーグ初出場というシナリオ通りにイエローを食らうと、堰を切ったかのように次々とカードを貰う。ただただ体を投げ出してブロックを試みる守備陣。その体に当たってくれと念じる俺ら。

目の前に繰り広げられているのは、もはや守備練習としか解釈しようがない光景。失敗が許されない守備練習・・・。

それでも長いとは思わなかった。俺も今までにないくらい集中していたのだろう。気がついたらラスト5分。

やっとこいつらに一泡吹かせてやれる。渾身の力を込めたプライドオブ浦和。

事故みたいなFKで1点返されたものの、ついにタイムアップ。

事前の打ち合わせもなく、いつもの駒場のように階段に集結した俺らもがっちりと抱擁した。

「長く追っかけてると、こういうこともあるもんだ」

浦和レッズ、カンペオン。
次の柏戦のもつ意味がさらに重くなったことはわかっているが、とにかく次の試合まで俺らが王様だ。

くそったれ磐田、ざまーみろ。

第2節仙台戦 (640x480, 149Kb)

キックオフ直後、響き渡る「旧ウーベコール」。その意味は明らかだ。
1週間前までこのコールを背負っていた奴が、カニの34番をつけて向かってきているのだ。

オフトに毛嫌いされて試合に出られずに、浦和を去った男。
2000年は昇格の、2001年は1部残留の立役者となった男が、自らの意志で浦和を出て行った。

プロとしては当然の選択? 知るかそんなもん。
俺たちはあくまでも浦和のために闘える選手を求めている。
浦和でやりたくない奴は勝手に出て行けばいい。

前半は、人の家に上がりこんで粋がるカニ連中を尻目に、押し込む、押し込む。
サイドチェンジを多用して振りまわす。いつ取れてもおかしくない展開。それでも取れない。
ミドルレンジからバカスカ打ち込んではいるが、決定的な最後の1本を通せない。
エメがペナルティエリア内に侵入できない。

一転して後半は防戦一方。
長いボールを放りこまれては、やっとこさ蹴り出す。
室井が徹底的に相手のトップをマークして前を向かせず、井原も懸命にフォローして何とか乗り切った。

広島戦に続き、リーグ戦では連続の延長。
水曜日にカップ戦もやった厳しい状況に決着をつけたのは、今年憂き目を見てきたもう1人の男、永井だった。

久々のチャンスを結果につなげようと、必死にボールを追う永井に捧げるプライドの叫び。
112分。ボロボロになりながらも、一瞬のキレだけで深くえぐりこんだエメからのボール。
ニアに走りこんでちょこんと当てたボールは俺たちの方に転がった・・・。

これまで、限られた時間しか与えられず、天を仰ぎ、涙を流しつづけた永井。
そんな男が今年初めてとも言える見せ場で、雄叫びをあげる。

きっと俺たちには計り知ることのできない、悩み、葛藤があっただろう。
それでも逃げずに、浦和レッズのために闘い、勝ち点をもぎ取ってくれた。

勝手な思い込みなんだろうけど、俺たちのプライドのために、ありがとな。
これからまだまだチャンスは来るぜ。それを信じて俺たちと闘おう。

リーグカップ準々決勝柏戦 (640x480, 146Kb)

今日のエメルソンは完璧だった。

ポストとして簡単にはたく、自分で前を向いて突っかける、大きくサイドチェンジする。状況に応じて仲間を使い、使われ、最も効果的な選択肢を選んでプレーしていたようだ。

これはオールスターでのエジムンドとのプレー、あるいは、今日の対戦相手である柏のエジウソンのプレーに触発されたものだろう。

こうなると当然、相乗効果で周囲の動きも良くなる。今日のチームにはそれなりにリズム感があった。広島戦なんかにくらべたら雲泥の差だ。啓太や内舘がシュートを放ったことがその証拠だ。

エメだって周りがサポートしてくれれば、もっとやりようがあるのだ。奴は今日の試合で、しばらく閉ざしていた心を開いたように思える。あとは、エメに対して周りがどう動くのか、これからの試合はそこが焦点だ。

今日のは俺が知っている「浦和レッズ」のサッカーだったかもしれない。
人数は少なかったが、久しぶりに「これが駒場」と言える試合だった。来なかった奴、損したな。

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