2002年8月アーカイブ

第1節広島戦 (640x480, 149Kb)

17時間に及ぶ移動の末、眼前に繰り広げられたのは、相変わらずの「追い越し禁止サッカー」だった。

マンツーマンのDFは、最後の最後までマークに忠実。
3トップぎみの相手FWがポジションチェンジしたところにクロスを放り込まれると、あとは神頼み。
再三のピンチを運に任せて守り抜いたが、前半ラスト5分にとうとう失点。

攻撃も前に楔を入れたら、ポストになった人間が自力で前を向かなければならない。
後ろにもどしたら最後、そのボールは自陣深くまで送り返されてしまう。
失点直後、トッゥトのシュートが達也への絶好のパスとなり、運良く同点に追いついたから良かったものの、後半も相変わらずの個人技への賭けに終始。

選手たちにまったく自由度がなく、ポジションチェンジがない(許されない?)追い越し禁止サッカーに疲労感を感じながらも、太鼓を使わない手拍子応援の完成度を求めて叫びつづける。

広島のどん底状態と退場、あとは運で凌ぎきった試合に決着をつけたのは、なんとオフトの寵児、内舘だった。

中盤の底に位置するはずのウッチ-が、試合中ずっと相手1人をマークしつづけ、最終ラインに吸収されていく様子に、ただただ苦笑いするしかなかった。
そのウッチ-が、なぜかあの場面だけ、平川を「追い越し」てサイドのスペースに駆け上がってきたのである。

ちょうど我々の眼前で放り込もうと振り下ろした左足は、あの時、確かにボールにヒットしなかった。
ジャストミートせずにふらふらっと二アポストに向かって飛んでいったボールに、またしても運良くトッゥトが先にさわり、ボールはゴールの中に転々と入っていった。

往復34時間の移動と比べても、勝ち点2は重い。
結果には満足しているが、追い越し規制が解除されない限り、フラストレーションは溜まる一方だ。

これで運に見放されたら・・・。

第15節市原戦 (640x480, 147Kb)

トゥットが同点ゴールをぶち込んだ時には、絶叫の渦に飲み込まれていた。

ようやく『悪魔のサイクル』から抜け出せる・・・。

トゥットが自らのユニフォームを掴んで雄たけびを上げていたのも、同じ気持ちだったのだろう。

しかし、それは罠だった。

得点直後、キックオフからの失点。
スタジアムに通っている者からすれば、過去に何度となく見せつけられたシーンだ。

ラスト10分の猛攻も実らず。
これも見飽きた光景。

何度、同じ過ちを繰り返せば気がつくのだろうか。

毎試合のように退場者を出す攻撃陣。
毎試合のようにクロスボールに競り負ける守備陣。
毎試合のように後手に回る監督。

悲しいかな、俺たちは失敗という経験を嫌というほど積んできた。
だが見方を変えれば、これは大きな財産だ。

失敗に学ぶ向上心をチームに植え付けること。
まずは、これを2ndの課題として取り組んでもらいたい。

そういうチームの文化を醸成させることが「基盤作り」なのだと思う。
少なくても1stでは残念ながら「基盤」と呼べるようなものは見受けられなかった。

第14節名古屋戦 (640x480, 144Kb)

まあ選手は後半頑張ったと思う。同点に持ち込める可能性もあった。だけど何度も言うように「10人になって初めて運動量が上がる」というのはおかしい。最初からそのぐらい走っていればもっと優位に試合を進められるはずだろ?

例えば、山岸からのキックにトッゥトが競る。この時、周りの選手達はどちらにボールがこぼれるかを予測した上で、動き出すのが当たり前だ。だが今の浦和の選手たちは競った後のボールの動きを見て初めて動き出している。

例えば、スローイン。そもそもの運動量がないため、仕方なく遠めに放る。遠めに放れば相手も当然競ってくるから50/50のボールになる。だが今の浦和の選手たちにはそのボールをただただ見ている。

こういった場面でボールをキープできる確率は本当に低い。キープできないから選手も常に奪われた場合を頭に入れてしまう。そうするとさらに確率は低くなる。悪魔のサイクルだ。

選手達の運動量が最初から上がらないのは、迷いがあるからだ。それはもうゲームを見ていれば明らか。局面、局面どう動けばいいのかわからないから自信をもって走れない。ボールの動きに対してリアクションするしかない。いくら俺らが鼓舞しても、選手は走りたくても走れないのである。

結局オフトは選手たちに明確なビジョンを与えられていない。「決まり事」と言ったら聞こえが悪いかもしれないが、俺たちは3年計画の1年目にいるわけで、まずは1つの型を築かねばならない。土台があって初めて、それをいい意味で打破する創造性が発揮される。

何度でも言ってやる。現在の状況、全責任は監督であるオフトにある。俺は短絡的に結果が悪いからやめろなどとは言わない。この状況を打破するために、具体的な手を打ってくれ。策を示してくれ。それで失敗したら、そこから学べばいいだけだ。

それができないなら、チームのために退場しろ。お前みたいな腰抜けに付き合うほど、俺は楽天家じゃない。

思いっきりやりたくてもできない選手たちが実に不憫だよ。

第13節鹿島戦 (640x480, 156Kb)

前半20分ぐらいまで可能性はあった。あの時間帯に先手が取れていれば結果は違ったはずだ。

俺の期待通り平川が先発し、何本かクロスを上げたことは上げた。だが前半ですでにバテがきて、後半は鹿の対面にことごとく振り回された。満を持して登場した暢久の浮ついたドリブルはすべてカットされ、永井、阿部はオフトのアリバイ作りに利用されただけだった。

少しずつ進んできた浦和レッズの成長は、頭打ちになっている。この停滞の原因に過酷な日程が上げられているが、すべての責任は当然、現場の指揮官であるオフトにある。そろそろ何か新しいアイディアが必要だ。

この状況で次の一手を打てないようなら、オフトにはサテライトで育成コーチに専念してもらって、より具体的に戦術を表現できる人材を連れてくる必要があるだろう。

第12節神戸戦 (640x480, 151Kb)

去年は遠征できなかった神戸。
あの1999年ファイナルファイブ初戦以来のユニバ。

忘れることのできない、あの絶望感。
三宮から神戸までフラフラと彷徨い、港で涙にくれた夜。

あの想い出を振り払うために意を決して臨んだ試合は、こちらの意気込みを挫く、あっけないリーグ戦今季初完封。途中の雷雨やその後の湿度、隣のグリーンスタジアムで打ち上げられる花火にも集中を切らすことなく90分をのり切った。

立ち上がりは岡野にサイドのスペースを突かれたが、その後は落ち着いて対処。ラストのパワープレーには多少ヒヤヒヤさせられるも、神戸の雑なフィニッシュに助けられた。

何をやってもうまくいかない、ツキがない奴らの様に、99年の自分達の姿がダブって見え、何とも言えない気持ちになった。本当に駄目な時は何をやっても駄目なものである。

ともかく、俺の神戸の想い出は2点目の平川のクロスによって塗り替えられた。本当に美しい得点だった。平川、よくやった。

次は、前回の悔しい思いが残る駒場、それに加えて相手は鹿島。平川に賭けてみたくなったよ、俺は。千載一遇のチャンスをモノにした若手をオフトは次も起用できるだろうか。

それにしてもオフトにはやはり不満が残る。ゲームをやるには最悪の気候、日程なのに、端から選手交代のプランがまるでないようだ。 90分を14人で、あるいは中2日の3連戦をチーム全体で戦おうという意識はないらしい。監督自身がアクションを起こせないんじゃ、リアクションサッカーからの脱皮なんて、できないんじゃないの? 他の連中は飼い殺しかよ。

それに比べて俺たちは、要所を押さえた声出しで相当楽させてもらった。駒場では全開でいかせてもらうよ。

ひっくり返していた、表紙の絵とバナーを元に戻しました。
俺たちの駒場をだらしないプレーで汚したことに対しての抗議でした。

ネット上で、ところどころ「10人になってからは気合いが入って頑張っていたので・・・」と評価されているのを見て驚いています。

絶体絶命のピンチの代償としての退場というのならわかりますが、あんなふざけた理由で1人減って、初めて気合いが入るなんて我々を馬鹿にしています。

確かにうちは逆境になって初めて動き出すというゲームが少なくないです。それもドラマ性があっておもしろいのかもしれない。

でも少なくとも俺は勝ちに飢えてます。勝利にこだわってます。

もういい加減、低レベルな演劇からは抜け出して、試合開始から90分間圧倒して勝つようなチームを目指しませんか?そのための3年計画だと思って、自分は浦和レッズに関わっていきます。

それにしても仕事が忙しくて遠征用体力を蓄えるどころじゃないな。気力あるのみ。

最近読んだ本

 

アーカイブ