2004年07月22日

◎サポーターが選ぶ名場面100 その2 - 緊張に震えた大宮

2000 Jリーグ Division2 第43節 vs 大宮アルディージャ
大宮アルディージャ 0-1 浦和レッズ
得点 19分 大柴

どん底の試合を書いて終わりではあまりにも寂しいので、
わがままを言って2試合目を書かせていただきます。


2部でのシーズンも大詰め、大宮サッカー場での埼玉ダービー。

残り7試合となって総監督を据えてから5試合で4勝1敗。
よたよたとしながら、何とか昇格圏内をキープしてきた。
この試合に勝ちさえすれば、昇格圏内のまま有利な状況で
最終戦を迎えられる。

だが大宮はこの長い1年の間に「難敵」に化けていた。
前回対戦の駒場ではペトロヴィッチのラストゲームだというのに
良いところなく敗戦。
シーズン当初はどことやっても楽勝だったはずなのに、この時の状況では
とても険しい山のように思えた。

2順目に対戦し、6-0と大勝したときの大宮サッカー場とは
まるで雰囲気が違っていた。
シュートミスにトランペットから冷やかしのフレーズが流れたり、
デビューを果した河合になぜか大根をプレゼントしていた、
まったりとした空間だったゴール裏には、殺伐とした刺すような
空気が流れていた。


平日の夜の試合ではあったが、キャパの少ないスタジアムのチケットは
プラチナ化していた。
苦労して手に入れたチケットを手に、始発に乗って大宮公園へ駆けつけると
すでにゴール裏の入り口には多数のシートが並べられていた。
その最後尾にシートを敷いたところから、緊張は始まっていた。

陽が昇るのを見てから大宮駅前に戻り、ふらふらと街を歩き回って
時間を潰す間も、じわりじわりと緊張が高まっていくのを感じていた。
開門に合わせて大宮公園に戻り、ゴール裏に入るといよいよその緊張が
震えとなって身体に表れた。
キックオフが近づくにつれ、その震えはどんどん明確なものとなっていく。
ピッチでアップをする選手達の動きを口を真一文に結びながら凝視した。

キックオフの瞬間を迎え、それまで身体の中に溜め込んでいた声という声を
ピッチで戦う選手達に向けて吐き出すと、ようやくその震えは止まった。


この日久々に先発出場を果した1トップの大柴がすごい勢いで
相手のボールを追いかける。
向こう側のゴールを狙うレッズが何度か惜しいチャンスを作ったようだった。
だが平坦なスタジアムの構造ゆえに状況がよくわからない。

しかしながら、その後に訪れた前半19分のこの日唯一のゴールシーンは、
今でも脳裏に映し出すことができるから不思議だ。

メインスタンド側のハーフライン付近。
左サイドでボールを持った路木の左足から放たれたボールは
大宮の最終ラインとキーパーとの間でワンバウンドし、
そこへ駆け込んだ大柴がまっすぐに伸ばした右足のアウトフロントの部分に
ヒットさせてゴールに流し込んだ。

路木の放ったそのパスの放物線が、物理の教科書に載っている写真のように
点々とその軌跡を示しながら、中央の空いたスペースへと落ちていく。
私の記憶の中にはそんな画がいまだ留まっている。

この先制点の後、試合のペースは完全に大宮の手に渡ってしまう。
高い位置でボールを奪うことができず、自陣深くまで押し寄せられては
ぎりぎりで跳ね返す、そんなしんどい展開が延々と繰り返され、
タイムアップまで声の限りに鼓舞し、ブーイングを飛ばし続けたのであった。

この後の最終戦が、これまた苦しく、劇的な試合になろうとは、
この時点では知る由もない。
この日1日自分を覆い続けた緊張感から解放され、
安堵の気持ちで帰途についた。

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昨日のその1の最後にも書きましたが、やはりこの99年、2000年の2年間で、
スタジアムで選手と共に戦うということがどういうことなのかが身体に染み付いたんだと思います。
「プライド」という言葉を用いる背景にはこうした歴史があることを
我々は語り継いでいかなければならないと今回の企画を通じて強く感じました。

以上です。
次はあとは野となれ山となれのくり2号さんにリレーします。よろしくお願いします。

投稿者 riknavic : 00:12 | コメント (1) | トラックバック

2004年07月21日

◎サポーターが選ぶ名場面100 その1 - 絶望の神戸ユニバ

1999 Jリーグ2ndステージ第11節 vs ヴィッセル神戸
ヴィッセル神戸 2-0 浦和レッズ

せっかくの機会なので、切羽詰ってサイトに記事を書くことすらできなかった
試合のことを書いてみようと思う。

この神戸での試合は降格の年の所謂「ファイブ・ファイナルズ」の初戦だ。
この前節、万博にてG大阪をチキのPKでようやく撃破し、ホームで市原との
直接対決を残していたこともあって、スタジアムに乗り込むまではかなり
楽観して観光を楽しんでいた。

アウェーでの神戸戦に勝ちさえすれば残留の確率はかなり高くなるはず。
すっかり安定感を失っていたザッペッラを切り捨てて、ウルグアイの
現役代表ピクンを獲った。伸び悩む城定の代わりに名古屋から
中谷も連れてきた。そして何より悪夢のようなオリンピック代表での
怪我からついに伸二が復帰してきた。

相手はリーグ戦で一度も負けていなかった神戸。勝てる。
勝って駒場に凱旋するんだ。そんな気持ちでユニバに乗り込んだ。

だが・・・。「名場面」という企画の主旨に反するようで申し訳ないが、
試合の内容はほとんど覚えていない。
覚えているのは、復帰した伸二のプレーからダイレクトパスが
消えてしまったことと中谷がまったくチームに馴染んでいなかったこと。

キックオフから時間が経つにつれて武者震いするほどの高揚感が
どんどん醒めていく。その過程で感じた、首筋に圧し掛かる
あの何ともいえぬ重さ。絶望感・・・。

本当に為す術のないままに試合に敗れ去った。
レッズコールがまばらに飛ぶ中を、選手たちがロッカールームへ
消えていくと、その場にへたり込んで動けなくなった。
自分だけでない、ゴール裏みんながその場に座り込んで動けなかった。

心底、絶望していた。自分が唯一の心の拠り所としていた浦和レッズ。
レッズを追っかけてスタジアムで共に戦うことだけが、当時の自分の
アイデンティティだった。その浦和レッズがこのままでは降格してしまう・・・。

その時は、関西に配属になっていた埼玉県民の友人と二人だった。
試合後にはさらにもう一人と落ち合って、久々に飲む段取りをつけていた。

友人に促され、なんとかスタジアムを後にした。
待ち合わせの駅までの移動の間、気遣って友人が
話し掛けてくれたと思うが、何一つ耳に入らなかったし、
一言も話せなかった。声を出すのが恐かった。
一言でも発したらその瞬間にこの現実を受け入れなければ
ならなくなると思った。

待ち合わせの駅に到着したが、とてもじゃないが再会を祝して
飲むなんてできない。試合後ようやく口にした言葉が
「今日は勘弁してくれ」だった。

その言葉を友人に投げつけてそそくさと神戸の雑踏の中に逃げ込んだ。
それから東京行きの夜行バスに乗るまで神戸の街を徘徊した。

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本当はこの次の市原戦のことを書きたかったが、
こちらで豊田さんに一足先に言及されてしまったので
その前の神戸で味わった絶望感について思い出してみました。
今でこそビッグクラブへの道を歩んでいる我がチームですが、
その裏にはこうした辛い経験が下地にあることを忘れてはいけないと思う。

この年初めて導入された自動降格制度によって初めてスタジアムが
己のプライドを賭けた勝負の場であることを体感しました。
自分にとってフットボールが「イベント」から「生活」に変わっていった
1年でした。

明日はもう1試合、私が最も緊張した試合について書いて
次の方へリレーしたいと思います。

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2004年01月04日

◎井原正巳引退試合特集

少ないですが、井原の引退試合の写真です。
浦和の井原として胸をはってこれからの人生を歩んでもらえれば、我々も光栄です。

井原正巳引退試合1(640x480,146Kb)
お正月ののんびりした雰囲気の中で行われた引退試合

井原正巳引退試合2(640x480,151Kb)
試合終了後に出場選手と場内を一周

井原正巳引退試合3(640x480,154Kb)
セレモニー開始時、井原の入場にあわせて広げられたデカ旗

井原正巳引退試合4(640x480,156Kb)
坪井を従えてスタンドのサポーターに挨拶

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2003年11月08日

◎リーグカップ2003 決勝

カップ戦決勝1 鹿島(640x480, 144Kb)
2003/11/03 [ 1 ] スタメン

カップ戦決勝2 鹿島(640x480, 139Kb)
2003/11/03 [ 2 ] 静寂

カップ戦決勝3 鹿島(640x480, 149Kb)
2003/11/03 [ 3 ] レッズカラー

カップ戦決勝4 鹿島(640x480, 142Kb)
2003/11/03 [ 4 ] 怒涛

カップ戦決勝5 鹿島(640x480, 135Kb)
2003/11/03 [ 5 ] 初タイトル

カップ戦決勝6 鹿島(640x480, 135Kb)
2003/11/03 [ 6 ] 戴冠

カップ戦決勝7 鹿島(640x480, 152Kb)
2003/11/03 [ 7 ] No.1

カップ戦決勝8 鹿島(640x480, 144Kb)
2003/11/03 [ 8 ] !!!

カップ戦決勝9 鹿島(640x480, 140Kb)
2003/11/03 [ 9 ] 王者

カップ戦決勝10 鹿島(640x480, 150Kb)
2003/11/03 [ 10 ] 万歳

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◎リーグカップ2003 決勝までの軌跡

決勝までの道のりを写真でどうぞ。


2003/03/08 予選1 @磐田 L0:2 欠場

カップ予選2 讀賣(640x480, 139Kb)
2003/03/15 予選2 讀賣 L0:1 4ヶ月振りの駒場

カップ予選3 @神戸(640x480, 152Kb)
2003/04/09 予選3 @神戸 W2:1 欠場
(写真は西方からの便りにて)

カップ予選4 磐田(640x480, 144Kb)
2003/04/23 予選4 磐田 D0:0 2軍相手の守備練習

カップ予選5 @讀賣(640x480, 141Kb)
2003/07/02 予選5 @讀賣 D1:1 10人相手に逃げ切れず

カップ予選6 神戸(640x480, 146Kb)
2003/07/16 予選6 神戸 W1:0 リーグ戦の復讐を誓う

カップ戦準々決勝1st 東京(640x480, 140Kb)
2003/0813 準々決勝1 東京 D2:2 千島値千金の初ゴール

カップ戦準々決勝2nd @東京(640x480, 149Kb)
2003/08/27 準々決勝2 @東京 W2:0 一緒に闘うとはまさにこのこと

カップ戦準決勝1st @清水(640x480,152Kb)
2003/10/01 準決勝1 @清水 L0:1 駒場で1点ビハインド?上等。


2003/10/08 準決勝2 清水 W6:1 ディス・イズ・駒場。
(残念ながらデジカメ電池充電し忘れ)

カップ戦決勝 鹿島(640x480,152Kb)
2003/11/03 決勝 鹿島 今年こそ角をへし折ってやる

決勝の記録

投稿者 riknavic : 11:29 | コメント (0) | トラックバック

2003年11月02日

◎リーグカップ2002

井原の背中に当たって吸い込まれてしまったボール。
決勝の試合内容で覚えているのは本当にそのシーンのみだ。

リーグカップではあるが、俺たちは初めてポジティブな経験を
積むことができた。

だが、いくら頑張っても結果が伴わなければ
俺たちのプライドは満たされないことも知った。

2002年リーグカップ。これこそ2003年への布石であった。


2002/04/27 予選1 @名古屋 W2:0 欠場

カップ予選2 鹿島
2002/04/30 予選2 鹿島 W3:2 終了間際、井原のヘッド炸裂


2002/05/03 予選3 @広島 D0:0 欠場

カップ予選4 広島
2002/05/06 予選4 広島 W3:1 ブラジルトリオで猛ラッシュ


2002/05/09 予選5 @鹿島 W3:2 欠場


2002/05/12 予選6 名古屋 L1:5 消化試合

リーグカップ準々決勝柏戦 (640x480, 146Kb)
2002/0904 準々決勝 柏 W1:0 ビバ!エメルソン

リーグカップ準決勝大阪戦 (640x480, 150Kb)
2002/10/02 準決勝 @G大阪 W3:2 涙の抱擁

リーグ杯決戦 (640x480, 157Kb)
2002/11/04 決勝 鹿島 L0:1 お祭り体験。

投稿者 riknavic : 03:33 | コメント (0) | トラックバック

2003年09月03日

◎より多くの人が試合を見られるように!

ガムテープまで貼り出して自分達のスペースを主張し始めた、あなたたち。隣の階段が目に入らないわけではあるまい。

毎回君らがろくに試合も見ずに宴会している隣で、私たちは階段の凄まじい密度の中で試合に臨んでいます。

私たちはその密度こそ、エネルギーの源泉であると信じ、好んで階段に身を投じていますが、私たちの後ろには階段にすら降りてこられず、柱の影や屋根の隙間から試合を覗き見しつつ、応援している人たちが多くいます。

より多くの仲間たちがより良い状態で試合を見ることができたほうが、スタジアムの雰囲気を高揚させ、チームに勢いを与えるとは思いませんか?

あなたたちが何時から並んであの場所を取っているのか知りませんが、ぽっかり空いたあなたたちのスペースはせっかくの駒場の雰囲気に水を差すものだと思います。

そもそも駒場の立ち見は2列に並ぶのがルール。あなたたちが無駄に占拠しているスペースには、詰めていけばあと2、30人は入れそうですよ。

宴会がしたいのならスポーツBARにでも行けばいい。

少しでもホームゲームの優位性を高め、チームの勝利に貢献したいのであれば、無意味な縄張り意識を捨てて、少しでも多くの仲間と共に応援しようじゃないですか。

浦和のサポーターであれば、自分達は『お客さん』ではなく『チームを構成する一員』なんだという自負の念が少なからずあるはず。ならばチームのために行動しましょうよ。それが自分達のためにもなるはずです。

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2003年06月16日

◎福田正博引退試合特集

ギドがクロスを跳ね返す。ペトロが全力で走る。広瀬が縦に入れる。
ウーベが岡野を走らせる。そしてゴール前の大将へ。
堀の上がりが少なかったり、伸康の出番が少なかったのが残念だったが、
長く見守ってきた者にとっては珠玉の1日でした。

引退試合9(640x480, 147Kb)
俺達の魂の代弁者 ゼリコ・ペトロヴィッチ

引退試合1(640x480, 148Kb)
OB選抜チームの面々
1土田、2田口、3井原、5堀、6ギド、7岡野、8広瀬、9福田、10ウーベ、
11ペトロ、12西野、13城定、14岩瀬、15渡辺、16田北、17河合、18伸康、
19西部、監督 オジェック、コーチ フリント

引退試合2(640x480, 148Kb)
ひたむきにゴールを狙う大将

引退試合3(640x480, 148Kb)
結果は4-1(現役:達也2、千島、福田 OB:岡野)

引退試合4(640x480, 148Kb)
ユニフォーム#9

引退試合5(640x480, 148Kb)
その下からハートの9が

引退試合8(640x480, 148Kb)
脱いだスパイクは空高く

引退試合6(640x480, 148Kb)
福田も宙へ舞う

引退試合7(640x480, 142Kb)
最後は笑顔で旅立ち

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